自動車買取り業者や中古車販売業者など中古車査定のプロが査定時、見るポイントがあります。これを頭に入れておけば、より高い値段で愛車を買い取ってもらうことにつながるので、知っておいてください。

年式ってどうなの?
これは、当然車の新しさを表します。なので、年式が新しければ新しい程、自動車の査定にプラスに働くと思ってください。ただ、流通している数が少ない自動車や、モデルチェンジして、そのモデルが新車でもう手に入らない人気者の場合、古い年式でも高く見積もってもらえることができるようです。

人気のある車種は?
人気のある車種は当然買取り価格が高くなります。また、時期によっても自動車の需要は変わるので、中古車販売店の営業マンにどの車種がどの時期需要が高くなるか、聞いてみると参考になるかもしれません。また、いくら人気のある車種でも自動車の状態が悪ければ、当然評価は落ちます。以下参考程度に人気の高い車種を取り上げます。

  • 軽自動車
    軽自動車はワゴンタイプの充実などでスペースが広くなり、また税金、燃費も安いので中古車市場でも人気が高まっています。


  • 4WD車
    この手の車で人気があるのはワゴンやRV車です。ただ、ぞくぞくと新しい車が発表されるので、人気の傾向をつかむのが難しいです。


  • セダン車
    走行距離が少なくて状態がいい車が好まれるようです。



走行キロ数はどれくらい?
走行距離は少なければ少ないほど、高価買取り期待アップです。なので、いくら年式が古くても、走行距離が少なければ、高価買取りが期待できます。ここで詳しいことを説明すると5万キロを超えると過走車としてコンディションが良好でない車として評価される一つの目安となっています。なぜなら、車は走行距離が長くなるに連れて劣化するという要素を持っているからです。また、一部では6万キロから過走車として定義するところもあるようです。



外装はどこを見るの?
中古車査定のプロが自動車の外装を見る場合、彼らが見るポイントがもちろんあります。それは、まず傷のチェックです。洗車傷のような小さい傷は、あまり減点対象になりません。ただ、そんな傷が多すぎる場合は減点対象になるので注意が必要です。車体の凹凸や事故修理の板金の跡など素人では見分けが付かないところまで見極めます。また、フロントガラスなどのガラス類の傷までチェックが入ります。さらに具体的に以下外装の査定のチェックポイントをあげていきます。


  • 傷や凹凸
    洗車傷などの小さい傷はあまり問題にされませんが、どこに目立つ傷や凹凸があるかを確認しておきましょう。凹みはボディへの映り込みで歪みがあるかどうか確認できます。


  • ドアの開閉状態
    全開するかどうか、また開けるさい引っかかった感じがないか、閉める際にも強く閉める必要がないかなどを確認しておくと良いでしょう。


  • ボディ
    ドアパネルとパネルの隙間が均一かどうか確認すると良いでしょう。均一でない場合、パネル交換やボディの劣化によってゆがんだ可能性があります。


  • ウィンドウの状態
    車検に通らないような大きなヒビや傷がないか確認してください。例え、小さくても後に大きく育ってしまう可能性があるので注意が必要なのです。当然、フロント、リア、サイドのウィンドウのすべてをチェックしてください。


  • タイヤの減り具合
    タイヤの溝の減り具合が左右で違わないか、ヒビがないかをチェックしてください。もしあれば、ホイールバランスが狂っている可能性があります。


  • ライトのひび割れ
    ランプにヒビがないかをチェックし、ランプの中に水や曇りがないかも確認してください。これもフロントだけでなく、リア、ウィンカーランプも調べてください。


  • リアゲートのダンパー
    バンやワゴン、ハッチバック車のリアゲートには開けた状態を維持するためダンパーがあります。ここで、開けた下がってこないかどうか確認してください。


  • 帆の状態
    オープンカーの場合、帆に穴、傷や雨漏りがないかどうか確認してください。また帆に付いているリアガラスのチェックも忘れないようにしましょう。



内装はどこを見るの?
インテリアはその持ち主が、どれだけ自動車を丁寧乗っていたかを表す場所です。ポイントとしては、シートの汚れ、タバコのにおい、タバコの焼け跡などが見られています。クリーニングをして、細かな車内の汚れを落としてから査定に臨むと良いでしょう。以下、細かい内装のチェックポイントを紹介します。


  • ステアリングのすれ具合
    ある程度使うとステアリングの皮がテカテカ光ったり、擦れて色あせたりするので、チェックをしておいたほうが良いでしょう


  • シートの状態
    タバコの焦げ跡やジュースの染みを確認してください。また皮シートの場合はヒビ割れがないかどうかチェックしてください。ヘタリ具合はその程度によって査定に跳ね返ってきます。


  • スライド量、角度調節
    座席の角度調節や前後のスライドが問題なくできるか確認してください。また、回転式の場合は実際に回転させて不具合がないかどうかチェックしてください。


  • ヘッドランプ、フォグランプ
    運転席で、ヘッドトランプやフォグランプを実際に点灯させて、見てみましょう。もちろん、ヘッドランプはハイビームも試してください。


  • ウインカー、ハザード
    これもヘッドランプと同様に点灯させてみてください。またメーターパネル内でもちゃんと点灯するかどうか、確認してください。


  • リアランプ、ブレーキランプ
    ライト点灯時にリアランプもちゃんと点灯するか、またブレーキを踏んでブレーキランプがちゃんと点灯するかどうか確認してください。


  • ワイパー、ウィンドウウォッシャー
    ワイパーを動かしたら段階調節も確認してください。ウォッシャー液もちゃんと出るかどうか確認してください。出なければ、液がないのか、ワックスで穴が塞がれている可能性があります。液を補充するか、塞いでいるワックスを取り除いてください。


  • 室内灯
    室内灯は、常時点灯とドアを開けたときのみの点灯があるので、その両方で点灯するのか確認してください。


  • 電動ミラー
    角度調整の動作や実際に運転するときのポジションで視界が保たれているか確認してください。


  • パワーウィンドウ
    運転席だけでなく、すべてのウィンドウで開閉して、引っかかりや異音がしないかどうかチェックしてください。また、ちゃんと最後まで開けられ、閉めることができるかどうか確認してください。


  • サンルーフ
    きちんと開閉するどうかチェックしてください。また雨漏り、ガラスのひび割れがないかどうかチェックしておくと良いでしょう。


  • 帆の開閉
    きちんと帆が開閉するかどうかチェックしてください。


  • エアコン
    ヒーター、とクーラー両方の作動をチェックしてください。もし、冷えなかったり、温まらない場合はフロンガスが抜けているなど不具合があるかもしれません。


  • オーディオ
    FM,AMラジオのCD,MD、カセットテープを鳴らしてみると良いでしょう。また、アンテナが伸びるタイプは実際に伸ばせるか確認してみましょう。


  • ナビゲーションシステム
    動作確認、表示確認やリモコンでの操作確認をしてみましょう。テレビつきならテレビもきちんと映るかチェックが必要です。


  • クラクション
    鳴るかどうか音の状態はどうかをチェックすると良いでしょう。


  • ボンネット、トランク、給油口
    ボンネット、トランク、給油口をすべて開けてみると良いでしょう。ワイヤーが伸びきっているとあかないことがあるので注意が必要です。


  • マスターキー、スペアキー
    スペアキーがちゃんと保管されているか確認してください。リモコンつきはちゃんと作動するか確認してみましょう。


  • スペアタイヤ、車積工具
    トランク内にスペアタイヤ、車積道具があるか確認してください。また、スペアタイヤのコンディションのチェックも忘れずにしましょう。




エンジンルーム、トランクルームどうなの?
エンジンルームは正に自動車の核となる部分です。当然ここで、その使用者がどんな風に車を扱ってきたかが現れます。プロの自動車査定士はここで、事故暦を修復跡で判断します。また、トランクルームも査定のポイントになっていて、トランクルームのシートをはがすことによって、修復跡の歪みなどを見ます。ここでも、簡単に事故暦が判明してしまいます。また、トランクなどの使用状況も見られます。汚れや、濡れたものを置きっぱなしにしていた為にできたカーペット下の錆などが減点の対象になります。以下エンジンルーム、トランクルームで確認すべきことを挙げておきます。

  • エンジンの始動、異音
    一発でかかるか、またエンジンが十分にかかってからカタカタした音や不安定なうなり音していないか確認して見ると良いでしょう。バッテリーが駄目になっているかもしれません。


  • オイル類
    各オイルが適切な量あるか確認してみましょう。足りなければ補充しておくほうが良いでしょう。


  • バッテリー
    バッテリー液の量は適切かどうかチェックしてみると良いでしょう。端子の周りが白いカビ上になっていないかも見ておいてください。もしそうなら、液漏れの可能性があります。


  • マフラー
    エンジンが温まったら排気音や、その色を確認してください。極端に黒すぎたり、青すぎたりする場合は注意が必要です。


  • ベルト類
    ボンネットを開けるとベルトが何本か見えます。見える範囲で、ベルトにヒビや傷がないか確認しましょう。


  • トランクルーム、フロアー
    トランクロームに汚れはないか見てください。特にアウトドア後などに汚れるようです。


  • アクセル、ブレーキ
    走行中のアクセルの重さはどうなのか、またブレーキを踏んだときにキーキー音はしないかを確認してください。またブレーキ時きちんと止まれるかも確認してください。


  • ミッション
    オートマ車の場合ドライブで走っていて、シフトアップの際大きなショックがないか確認してください。マニュアル車の場合はギアが入りにくくないかどうかチェックしてみると良いでしょう。


  • メーター類
    走行中にスピードメーターやタコメーターの針がぶれないかどうかチェックすると良いでしょう。


  • 直進安定性、ハンドルのブレ、パワステのきき具合
    走行中にまっすぐハンドルをなおして、まっすぐ進むかどうか確認すると良いでしょう。また、走行中ハンドルが振動しないか、パワステはちゃんときいているかを調べておくと良いでしょう。




オプション装備は評価されるの?
昔はエアロパーツやホイールなど後からつけた装備があると中古車査定では減点対象として扱われていたそうです。しかし、現在では、純正のものではなく、社外パーツでさえも査定の際評価されるようになりました。特に人気ブランドの装備は高く評価される確率が高いです。そこでパーツ別のポイントをあげていきたいと思います。

  • アルミホイル
    かっこよいピカピカのメッキ型のホイールが最近は人気があります。その上、有名ブランドのものだと余計に評価アップです。また18インチ以上のものが好まれているのでその辺も評価される可能性があります。しかし、ホイールに傷や凹みがあると評価されないので、取り外した純正のものを添えておいた方が良いでしょう。


  • オーディオ、ナビゲーション
    オーディオは商品のサイクルが早いので、評価アップにつなげることはなかなか難しいですが、MD、MP3対応のものがいまこのまれているようです。カーナビゲーションはCD、DVD、HDDとありますが、主流のDVD、HDDの人気が高いようです。その上、テレビもついていたら評価は上がるでしょう。また、メーカー純正のものであれば、そこはきちんと評価されます。ただし、きちんと作動することが大前提です。


  • シート
    皮シートに取り替えているなら評価は高いです。スポーツシートの場合はレース用など特殊仕様を省き評価されるでしょう。ただ純正のシートもきれいであれば、評価されるのでとっておくことをお勧めします。


  • マフラー
    マフラーはファッション性もさることながら機能性も見られます。そこで極端に音がうるさいものや車検に通らないものはマイナスになります。しかし、きちんとしたブランドで機能性に支障がないのであれば、プラス査定につながるでしょう。


  • サスペンション
    サスペンションも評価されるオプションの一つです。だだしこれも人気ブランドのサスペンションのほうが評価が高くなる傾向にあるようです。


  • エアロパーツ
    純正の物や、ディーラーオプションのものなら確実に評価されます。また、かっこよく、自動車にあっていれば高く評価されるでしょう。ここでも、人気ブランドのものが評価される傾向があり、もしそうであれば、アピールしてみてはどうでしょう。




色はどんなものが好まれるの?
その時の流行によりますが、中古車の価格が需給の関係で決まっている以上、色も当然人気の色が好まれます。ちなみに、現在はホワイト、シルバー、パールあたりの色が好まれているようです。

修復歴は考慮されるの?
事故車は一般的に避けられる傾向にあり、市場価格でも、無事故車と比べると大きな差があります。しかし、車をぶつけたり、ぶつけられて直したら即すぐに事故車と判断されるわけでもないようです。要するに自動車査定する側の検査基準に合ったものが事故車と認定されるのです。

保証書、取り扱い説明書は評価されるの?
もちろん添付されていれば、喜ばれるでしょう。だからこそ、なるべく書類などはとっておくようにしましょう。査定アップにつながります。